インデックス投資の罠!「株全力」のバグと、14年の冬を越える最強の防衛システム(分散・積立)
前回の記事で、強靭な「国家のOS」によるインフレや増税という搾取から逃れるためには、銀行口座の日本円(現金)を、世界基準のクラウド(米国株や世界インデックス)へ移送し続けるしかないと語った。
しかし、ここで一つ強烈な警告をしておかなければならない。 国家のシステムから抜け出したからといって、ただ思考停止で「手元の現金を全額、一括でインデックスファンド(株)にぶち込めばいい」というわけではないのだ。
そこには、投資初心者が真っ先に陥りがちな「もう一つの致命的なバグ」が潜んでいる。 私が「ただの投資」ではなく、「自動積立」と「分散投資」という防御システムを真剣に構築する決定的なきっかけとなった、一本の重要なYouTube動画を紹介しよう。
■ サムネイルが示す残酷な真理:「14年後の、はわわわわ」
この動画のサムネイルを見てほしい。 「僕の名は 株全 力 24歳だ」と意気揚々とパソコンに向かって
いた若者が、14年後には雷雨の中で現金を吹き飛ばされ「はわわわわ」と泣き震えている。
非常にコミカルなイラストだが、ここで語られているのは投資の世界における最も冷酷なファクト
(歴史的事実)である。
最近、「S&P500やオルカン(全世界株式)を買って気絶しておけば絶対に儲かる」という風潮がSNSで蔓延している。確かに、過去数十年のスパンで見れば資本主義のOSは右肩上がりに成長してきた。
しかし、相場の歴史を紐解けば、最強と言われる米国のS&P500でさえ、2000年のITバブル崩壊から2008年のリーマンショックなどがあり、「積立期間の間、ずっと基準価額が下がり続ける『冬の時代(システムフリーズ)』」が存在するのだ。
もしあなたが、退職金や貯金などのまとまった大金を、最高値のタイミングで「一括投資
(株に全力投資)」してしまったらどうなるか? その後、自分の資産が半分近くまで激減したまま、
ただ画面のマイナスを見つめ続けるという生き地獄(バグ)を味わうことになる。
これが、サムネイルの若者が陥った絶望の正体である。
■ 最強のバグ修正プログラム:「時間の分散(毎日・毎月積立)」
「国家のOSからは搾取され、世界基準のインデックスファンドですら14年間のフリーズを起こすリスクがある。じゃあ、一体どうやって資産を防衛すればいいんだ?」
その絶望に対する完璧なアンサー(修正パッチ)こそが、動画で解説されている「積立投資
(ドルコスト平均法)」という最強の防御アルゴリズムである。
私は前回の記事のあとがきで、「なぜわざわざ『毎日』積立投資をするのか?」という読者の疑問を
取り上げた。その答えがこれだ。 手元の資金を一度に投下するのではなく、毎日100円、あるいは毎月数万円と「時間を分散させて機械的に買い続ける」システムを構築する。
このシステムを稼働させると、相場が暴落して14年間の冬が訪れた時、それが絶望ではなく
「安値で大量の口数(株の切れ端)を仕入れ続ける『黄金のバーゲンセール期間』」へと
バグ・チェンジするのだ。 暴落時に安く大量に仕込んでいるため、14年も待たずとも、相場が
少し反発しただけで資産は一気にプラスへと転じる。
「暴落を予測する」という人間には不可能なタスクを放棄し、「暴落が来ても自動的に有利に働く
システム」に身を委ねる。私が楽天、マネックス、三菱UFJ eSMARTなどの証券口座を駆使し、
淡々と自動積立を走らせている最大の理由はここにある。
■ もう一つの防衛線:「資産の分散(株+ゴールド)」
そして、動画のタイトルにもある通り「インデックス投資(株)だけだと危険」という点についても
触れておこう。
株式は、資本主義が順調に稼働している時は最強の資産だが、「戦争」や「未知のパンデミック」
など、世界経済のOS自体が根底から揺らぐような致命的なエラーが起きた際には一斉に暴落する。
だからこそ、私は株のインデックスだけでなく、別の防衛ライン(資産の分散)もポートフォリオに
組み込んでいる。 例えば、現在私がSBI証券で毎日100円の積立を設定している「オルカン・ゴルプラ(Tracers MSCIオール・カントリー・ゴールドプラス)」などがその典型だ。
世界中の株式(オルカン)に投資しつつ、同時に「国家の信用に依存しない実物資産
(金=ゴールド)」にも分散投資する。株が売られてパニックになる局面では、安全資産である
ゴールドの価値が跳ね上がる。 この「相反する値動きをする資産」を組み合わせておくことで、
システム全体のクラッシュ(大暴落)を防ぐ強靭なサスペンションが完成するのだ。
前回のあとがきで「投資対象が同じようなものに見えても、組み入れ対象が異なっていれば
別の防衛ラインになる」と書いたのは、まさにこの【分散のロジック】に他ならない。
■ 結論:「株全力」のように、暴落時にも積立てる強靭なシステムを組め
このYouTube動画は、「投資を始めれば簡単に儲かる」という甘い幻想(UI)を引っぺがし、
相場の裏側に潜む14年間の冬という残酷な現実(OS)を叩きつけてくれる素晴らしい教材だ。
私は、2031年3月25日の完全リタイアというゴールに向けて、この【時間分散(積立)】と
【資産分散(株+ゴールド等のミックス)】という強固なセキュリティシステムを構築し終えている。 あとは、日々の生活費をJCBカードなどで極限まで最適化し、浮いたエネルギー(資金)を、
この定置網(証券口座)へと自動で流し込み続けるだけだ。
投資において最も愚かなのは、一喜一憂して手動で売買を繰り返すことだ。 「株全力」のように14年後の暴落でさえも普通通り積立をするために。今すぐ自分の環境に最適な「自動積立・分散システム」を構築し、相場の冬すらも味方につける。
まずはこの動画を再生し、投資という名の「真のシステム防衛術」の基礎をインストールしてみて。
すべては、理不尽な世界を生き抜き、自分自身の人生の主導権(管理者権限)を取り戻すために。


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