【第2章】退院とリハビリ、そして「執念」の投資信託研究

投資信託資産構築

2025年1月26日、退院。 病院の無機質な白い天井から解放され、私は住み慣れた我が家に帰還しました。

しかし、そこに待っていたのは「悠々自適な休暇」ではありません。 麻痺の残る身体を動かす身体の リハビリと、病室で知った残酷な現実(お金の寿命)に立ち向かうためのお金のリハビリ。 この2つの闘いが同時に始まったのです。

自宅療養中、時間は無限にありました。私はノートパソコンを開き、まるで何かに取り憑かれたように、銀行や証券会社、NISAやiDeCoの仕組みを徹底的に調べ上げました。

私が定めた「変態的」な選定基準

世の中には「ほったらかし投資」や「毎月定額積立」を勧める本が溢れています。          しかし、大病を患い、一度死を覚悟した私の感覚は少し違っていました。

「1ヶ月に1回なんて、悠長なことはしていられない」

市場は毎日動いている。リスクを極限まで分散し、かつ自分のコントロール下に置きたい。 そこで私は、証券会社選びにおいて、一般的ではない2つの絶対条件を課しました。

  1. 「毎日積立」ができるか?
    • システムとして自動設定できるか、あるいは手動設定で疑似的に再現できるか。
  2. 「特定日積立」ができるか?
    • 「毎月1日」だけでなく、「毎月15日」や「28日」など、ピンポイントで買い付け日を指定できるか。

このこだわりを持って、主要ネット証券を解剖した結果が以下の通りです。


エントリーNo.1:三菱UFJ eスマート証券

【評価:玄人好みの「DIY」証券】

  • 役割: 2025年3月1日~12月31日までの「NISAつなぎ口座」
  • 資金連携: 三菱UFJ銀行、auじぶん銀行(スイープ機能あり)

【分析】 この証券会社には「毎日積立ボタン」はありません。しかし、「特定日積立」機能を使えば、31日分すべての日に設定を入れることで、疑似的に完全な毎日積立が可能になります。 この設定作業は面倒ですが、「仕組みを自分で完璧に作り込みたい」という人にはたまらない仕様です。

【ここが凄い(AB型的発見)】 投資信託やプチ株で積立日を設定すると、その日が休日の場合、翌営業日にまとめて積み立ててくれます。 つまり、ボーナス月設定をしなくても、自然と休日分の口数を稼ぐことができるのです。

【作戦】 今後、取扱商品が大きく増加する可能性を見越して、31日間毎日100円積立の実録部隊として最前線に投入します。

エントリーNo.2:松井証券

【評価:老舗の安心感と「攻め」の道具】

  • 資金連携: MATSUI Bank
  • 積立機能: 毎日積立○、特定日積立○

【分析】 機能面では優秀ですが、iDeCoの取扱数がSBI等に比べて少ないのが懸念点でした。     そのため、ここはメインではなく「サブ」として輝かせます。

【作戦】 NISAやiDeCoの枠外で、レバレッジ積立投信の積立保有口座として活用します。

エントリーNo.3:マネックス証券

【評価:ポイント還元と経済圏の覇者】

  • 経緯: イオン銀行、SBI新生銀行、ソニー銀行の証券仲介口座として強制的に(?)縁ができました。
  • 資金連携: リアルタイム入金は可能だが、資金移動は少しクセがある印象。

【分析】 ドコモの子会社となったことで「dポイント」が貯まる証券会社へと進化しました。現時点ではマネックスポイントを他社ポイントへ交換できるのも魅力です。

【積立機能】 毎日積立○、特定日積立○

【作戦】 ここでしか買えないマネックス専用投資信託の購入と、ポイ活を絡めた毎日積立の実録部隊として稼働させます。

エントリーNo.4:楽天証券

【評価:圧倒的王者、ゆえの比較対象】

  • 資金連携: 楽天銀行(最強の連携)

【分析】 楽天ポイントとの連携は強力で、NISAでの「毎日積立」も可能です。 しかし、私のこだわりの一つである「特定日積立(日付指定)」がNISAで柔軟にできないという点がネックとなりました。

【作戦】 あえて王道の「毎月積立」の実録部隊として運用し、私の「毎日積立」とパフォーマンスが どう違うのかを比較検証します。

エントリーNo.5:SBI証券

【評価:欠点が見当たらない「最強の要塞」】

  • 役割: 2026年1月からの「真・NISAメイン口座」&「2025年3月からのiDeCo口座」
  • 資金連携: 住信SBIネット銀行、SBI新生銀行(即時入金)
  • 積立機能: 毎日積立○、特定日積立○

【分析】 投資信託のラインナップ数が圧倒的です。 「毎日積立」も「特定日積立」も自由自在。   ありとあらゆる積立パターンを試せる、まさに総合力のお化けです。                iDeCoに関しても、低コストな投資信託が無難に揃っており、長期的な資産構築に最適と判断。

【作戦】 すべての資産形成の中枢(司令塔)として運用。


番外編:野村證券・大和証券

【評価:今回は見送り】 セブン銀行での手数料無料時間帯があるなど、魅力的なメリットはあります。AからGまですべて「毎月積立」は可能ですが、私が求める「毎日積立」や「特定日積立」の柔軟性が 低いため、今回のネット完結型戦略においては候補から外しました。


こうして、役者は揃いました。 自宅のデスクで比較検討を重ね、ノートに書き殴った戦略図。    それは、脳梗塞で一度は止まりかけた私の人生を、再び動かすための「設計図」だったのです。

※証券口座の運用成績は、このブログで定期的に公開します。
**三菱イースマート証券・マネックス証券・楽天証券で積立する投資信託は Niつみインデックスラップ世界10指数(均等型)を積立ます。

【第3章】iDeCoの深淵:銀行は「携帯ショップ」と同じ? 51歳が選んだ「攻め」のポートフォリオ公開につづく

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