【独自考察】なぜ政権交代しても日本は変わらないのか? 投資家視点で読み解く「官僚システム」という名のOS

選挙結果


導入:絶望から始まる分析

選挙が終わるたびに、私たちは微かな期待と、それを上回る既視感(デジャヴ)に襲われる。
「自民党が勝っても負けても、結局、私たちの生活は何も変わらないのではないか?」

その直感は、おそらく正しい。 なぜなら、私たちはスマートフォンの画面(政局)ばかりを見て、
その裏で動いている基盤システムを見ていないからだ。

あえて言おう。 政治家とは、スマホのホーム画面に並ぶ「アプリ」に過ぎない。 人気がなくなれば
アンインストール(落選)され、新しいアプリ(新人議員)に入れ替わる。アイコンのデザインが   変われば、雰囲気は一新されたように見えるだろう。

だが、そのアプリを動かしている「OS(オペレーティングシステム)」は、明治維新以降、一度も     アップデートされていないとしたら? どれほど革新的なアプリをインストールしても、OSが     旧態依然とした「官僚システム」のままであれば、動作は重く、フリーズし、最後には強制終了する。

今回は、投資家としての冷徹な視点から、この国の「真の支配構造」を読み解いてみたい。
なお、本稿は草生(くさはえる)の妄想と中2秒精神が暴走したフィクションである。

構造分析:不滅のOSと無責任の体系

1. 落ちない権力者たち

政治家は脆弱だ。スキャンダル一発で失脚し、選挙の風向き一つで職を失う。
彼らは「有期雇用の契約社員」である。 対して、官僚は違う。 彼らは身分保障という名の
最強の盾を持ち、選挙の洗礼を受けることもない。事務次官というトップに上り詰めるまで、
彼らは組織の論理だけで出世すごろくを上がり続ける。

国会答弁を書くのは誰か? 法案の骨子を作るのは誰か? 表舞台でスポットライトを浴びて演説する
政治家の手元にある台本(スクリプト)は、すべて「黒子」である彼らが書いている。
アプリ(政治家)がバグを起こしてクラッシュしても、OS(官僚)は無傷で再起動するだけだ。

2. 鉄のトライアングルと「資本の論理」

このOSには、強力な外部プラグインが存在する。それが「財界」だ。 政・官・財の癒着などという
言葉は手垢がついているが、その結合は私たちが想像するよりも遥かに強固で、合理的だ。

例えば、経済同友会の代表幹事を務めるサントリーの新浪剛史氏の発言力を見ればいい。
あるいは、世界を席巻するコカ・コーラのような巨大資本が、各国の政策決定に及ぼす影響力を
想像してみればいい。
(※これは特定の個人・企業を批判するものではなく、資本主義社会における構造的な実例としての言及である)

彼ら「資本の強者」は、政治家(アプリ)にお金を出し、官僚(OS)に天下り先や政策の方向性を
提供する。 「45歳定年制」や「解雇規制の緩和」といった提言が、どこからともなく湧いて出て、
いつの間にか政府の骨太の方針に組み込まれていくプロセス。それは、OSとプラグインが高速で
データをやり取りし、一般国民という「ユーザー」の意向など置き去りにしてアップデートを
実行するようなものだ。

かつて、この強固なOSに正面からウイルス攻撃(改革)を仕掛けた「民主党」という政党があった。
結果はどうだったか? OSの自己防衛機能(サボタージュ、情報のリーク、メディア操作)によって、彼らは完全に駆除された。

私たちの対策:ハッカーになれ

では、私たち個人投資家は、この絶望的なシステムの前で指をくわえて待つしかないのか? 否。
システムを破壊しようとするから負けるのだ。賢いユーザー(投資家)は、バグだらけのOSを
「利用(ハック)」する。

彼ら官僚は、自分たちの支配を維持するために、あるいはガス抜きのために、いくつかの
「裏コマンド」や「抜け道」をルールブック(法律)の中に隠している。

1. 「NISA・iDeCo」という名の免税チケット

彼らは将来の年金支給額を減らすこと(実質的な給付減)を決定済みだ。その代わりの「言い訳」と
して用意されたのがNISAやiDeCoである。
「自分たちの身は自分で守れ。その代わり、そこでの利益には税金をかけないでおいてやる」
これが彼らのメッセージだ。このチケットを使わない手はない。

2. 「法人」という名の最強の防具

さらに、彼らは「資本」を優遇する。ならば、私たちも「資本家」の側(あちら側)に行けばいい。
私が設立する「合同会社草生」のようなマイクロ法人。
これもまた、官僚システムが作ったルールブックの恩恵を最大限に受けるための装置だ。
経費、社宅、税率の差。サラリーマン(ユーザー)には隠されているが、法人(デベロッパー)には
解放されている機能が無数にある。

結論:この国は「安定した投資先」である

日本は「民主主義国家」ではない。「官僚主導の社会主義的資本主義国家」である。
そう割り切ってチャートを見た瞬間、この国はこれほど予測しやすく、ある意味で安定した
投資環境はないことに気づく。

彼らの行動原理は「前例踏襲」と「省益拡大」だ。突飛な革命は起きない。
革命が起きないとことは、ルールが急にひっくり返されないということだ。

文句を言う前に、彼らが書いたルールブック(法律・税制)を熟読しよう。
そこには、彼らが自分たちやその仲間(財界)のために用意した「黄金の国」への地図が、
驚くほど無防備に記されている。

「敵対」するな。「寄生」しろ。 この巨大なシステムという名のOSの中で、誰にも気づかれずに
「ステルス」に資産を築く。 それこそが、現代日本を生き抜く個人の、唯一にして最強の
レジスタンスなのだ。

(※なお、本稿は草生(くさはえる)の中2秒視点でのフィクションです。実在の人物・団体とは    一切関係ありませんし、関係あったとしても「あくまでフィクション」です。)


編集後記(ブログ用コメント)

草生は、現在ホテルの責任者(管理者)をしています。たくさんのお取引様と話をしている中で、
今回の選挙結果を考えていてふと思ったことを記事にしてみました。
機会があれば、続編が書ければと思います。

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