~病院のベッドで知った「お金の寿命」と「自分の寿命」~
序章:2025年1月14日14時57分に起きた突然の体の不調
あれは忘れもしない、2025年1月14日の午後2時57分だった。 突然、右側の背中にしびれが走った。「痛い」とか「気持ち悪い」ではない。ただ、右半身に強いしびれが少しずつ、しかし確実に広がってくる。
意識ははっきりしていた。だが、自分の体なのに右半身の感覚がどんどん変わり、反応が鈍くなっていく……。 「これは、昔やったヘルニアのひどい奴か?」 過去の経験からそう判断し、自分で車を運転してかかりつけの病院へ向かった。
外科の窓口で受診しようとしたときだ。私の様子を見た受付や看護師の顔色が変わる。診察の結果、そのまま救急車で別の病院へ搬送されることになった。 しかし、ここで予期せぬ事態が起きる。インフルエンザと新型コロナウィルスの同時流行により、近隣の病院は軒並み病棟満床。受け入れ拒否が続く。
意識はある。だからこそ、たらい回しにされる状況に恐怖と不安がよぎった。 「俺、このままどうなるんだ?」
約90分後、ようやく3次救急の巨大な病院へ搬送された。 MRIやCTなど様々な検査を受けた結果、医師から告げられた言葉は想定外のものだった。
「脳梗塞です。即入院してください」
そして第1章へ


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